70's洋楽!令和でも通用するこの1曲|Sweet Emotion/Aerosmith
エアロスミスの「Sweet Emotion(邦題:スイート・エモーション)」を紹介します。テレビ東京の「カンブリア宮殿」のオープニング曲に使われたベースによるイントロがとても印象的ですが、歌や間奏もカッコよく、バンドをやっている人なら演奏したくなる曲です。
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初リリースから16年後にリミックス版を再リリースし、映画「アルマゲドン」でも使用
1975年にリリースされたアルバム『闇夜のヘヴィ・ロック』収録曲で、シングル・カットされてビルボードチャートは36位まで上昇し、エアロスミス初のトップ40ヒットとなりました。
その後1991年にリミックス版が再リリースされました。今回の紹介はこのリミックスバージョンなので、厳密には70's洋楽ではないですが、初バージョンは70年代リリースということでお許しください。
ちなみにこの再リリース版は1998年の映画『アルマゲドン』で主人公のハリー(演:ブルース・ウィルス)の部下たちが戦闘機で飛行訓練を行うシーンで使われ、サウンドトラックにも収録されています。
「カンブリア宮殿」オープニング曲、相川七瀬の同名曲の曲名はこの曲が由来
日本では過去にカンブリア宮殿のオープニング曲に使われていましたが、もしかしたら司会の村上龍も選曲に関わったのかもしれません。(村上龍がエアロスミス好きというのは年代的にありそうです。)
また、相川七瀬の「Sweet Emotion」の曲名はこの曲が由来だそうです。
さらに、布袋寅泰の「Beat Emotion」はこの曲の影響を受けているという噂もあります。聴いてみると確かに似ていて、特に「Beat Emotion」と歌うところはかなり似ています。
イントロ、歌、間奏すべてカッコいい捨てるところのない名曲
ということで、日本にもとても関係が深いこの曲ですが、とにかくカンブリア宮殿でも使われたイントロが印象的です。ベースのアルペジオにトーキング・モジュレーターをかけたギターが加わり、それがとても隠微な雰囲気を醸し出し、「Sweet Emotion」の曲名にぴったりな感じです。
ちなみにトーキング・モジュレーターとは、楽器の音に人が喋っているようなイントネーションを加えるエフェクターの一種で、エアロスミス以外にもジェフ・ベックやスティービー・ワンダーなどがよく使用しています。
そしてジョー・ペリーのかっこいいギターリフとスティーブン・タイラーのファンキーな歌唱の組み合わせも最高です。また歌と歌の間に入るギターとベースのユニゾンもかっこよく、捨てるところがない名曲です。
高校時代に洋楽のコピーバンドを組んでいて、エアロスミスの曲も演奏したことがあるのですが、当時はこの曲の良さに気づかず他の曲を演奏していました。高校時代に戻ることができれば絶対に演奏したいと思わせる曲です。
令和に聴いても通用する70-80年代洋楽曲
他にも70-80年代洋楽の中で令和の今聴いても十分に通用すると思われる曲をセレクトしてみましたので、よろしければ聴いてみて下さい。
- Chicago - Will You Still Love Me?
- Tears For Fears - Shout
- The Doobie Brothers - What a Fool Believes
- Boston - A Man I'll Never Be
- Wham! - Everything She Wants
- TOTO - Africa
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