You Can Have Me Anytime/Boz Scaggs
ボズ・スキャッグスの「You Can Have Me Anytime(邦題:トワイライト・ハイウェイ)を紹介します。甘美なボーカルによる至高のバラードで、ボズ・スキャッグスの代表曲「We Are All Alone」に勝るとも劣らない名曲です。
Boz Scaggs - You Can Have Me Anytime
日本独自でシングルカットされ、CMに起用
1980年に発表したアルバム「Middle Man」の4曲目に収録されています。
この曲も前に紹介したビリージョエルのストレンジャーと同じく、米国ではシングルカットされず、日本独自でシングルカットされました。
レコード会社はストレンジャーと同じCBS SONYなので日本人好みの曲選びが得意な会社みたいですね。
大ヒットとまではいかなかったですが、トヨタのCMに使われたので、耳に残っている方も多いと思います。
甘美なボーカルによる至高のバラード
しっとりとしたピアノのイントロからボズの甘美なボーカルが…。独特な声と歌い方ですが、バラードを歌わせたら右に出る人はいませんね。またバックのストリングもこの歌を盛り上げていきます。邦題の「トワイライト・ハイウェイ」はどういう意味でつけられたかは不明ですが、このストリングスがトワイライトの雰囲気を醸し出している感じがします。
カルロス・サンタナの泣きのギターソロ
そして、間奏のギターソロがまたいいのですが、弾いているのはなんとあのカルロス・サンタナです。まさに泣きのギター、素晴らしいの一言です。
アルバム「Middle Man」の演奏はTOTOのメンバーが中心でギターはほとんどがスティーブ・ルカサーが弾いているので、このソロもスティーブ・ルカサーだと勝手に思い込み、いつもの感じと違うなと思いクレジットを見たらサンタナと書いてあり、納得しました。スティーブ・ルカサーでは出せない味ですね。
ギター少年だった私もこのソロをコピーしました。それほど難しくはないので、弾けはしましたが、あの音色や雰囲気は出せませんでした。これはサンタナの名曲「哀愁のヨーロッパ」も同様です。
Carlos Santana - EUROPA (en vivo)
ボズ・スキャッグスの代表曲と言えば「We Are All Alone」ですが、それに勝るとも劣らない名曲だと思います。
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